ぶつかってきた相手に「謝罪を要求する!」って言ったんだ。だって向こうが悪いでしょ?
そんなAさんにささやかな提案。
Aさんは大人っぽい言葉遣いをします。
大人と話すのは好きだけど、予測しにくいことをする子どもが苦手です。
クラスメイトの言動に対して「土下座しろ!」「謝罪を要求する!」などと言います。
このカードは、どれが正解かではなく、自分がどうしたいかを確かめるためのものです。
言葉を補いながら、気持ちを聞き出しながら、良い方法を探れるといいと思います。
Aさんに実際に渡した紙には、
「謝罪を要求する」「土下座しろ」などの言葉がありますが、この言葉を使うのはたいてい大人で、社会的な意味での大きなミスがおこった場合です。特に「土下座しろ」という言葉は、普段の生活で使うことはほとんどありません。
友達に対しては、「いやだったからあやまってほしい」のように、自分の気持ちを伝えられるといいですね。
というメッセージを書きました。
(聞かされるより読むのが好きなので)
このカードや、前向きな声かけの効果があったかは全くわかりませんが、Aさんは少しずつ人との関わりが上手になっていきました。
子どもたち同士の関わりによって、日々成長する姿に感動。
ことなわでした。